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現状の把握から
暇な時ほど新製品開発!
ということで、最近は新しいふるさと納税返礼品の開発に勤しんでいる。
和牛うらいは加古川にのみ事業所を有するので、返礼品提供自治体は
加古川市となる。
加古川市のふるさと納税額は、全国の有名どころに比べてまだまだ。
同じ兵庫県内でも、加西市や淡路の自治体、養父などの兵庫県北部などは
かなりの額を集めており、地場産業の盛んな地域や有名な特産品の知名度
を最大限活かし、提供事業者にとっては主要な事業の柱へ育っている面も
ある。
その点、私どもはまだまだで年商の1%にも達しておらず、これでは勿体ない。
自分達の強みを活かし、評価・支持される返礼品の提供が出来るはずだ。
そこでまずは自分達の持つ強みや弱み、機会や脅威といった、分析を行い
どこにチャンスがあるのか、何が自分達の行っている事業の柱なのかを明確に
する事とした。
うらいの得意な事とは
それは・・・
美味しいお肉をリーズナブルに提供出来る体制
が1番評価して頂いているかと思う。
その評価を作り出す、原料肉に関して言えば、下記の通りとなる
【独自の仕入れ基準で選び抜いた、黒毛和牛の雌牛を1頭買い付け、自社加工で作るお肉】
この原料肉に、
【熟練の技術で施す”うらい流の熟成”と”包丁捌き”で美味しいお肉に仕上げる】
このように定義している。
肉は、原料の品質の良さが1番重要だがその良い肉も適切に扱う事が出来なければ、
せっかくの良さも台無しになってしまう。
まあ、よほどおかしなことをしない限りは、美味しいお肉が不味くなる事は
余り無いが、私の目から見て残念な扱いをしているお店もあるし、素材を活かす
知識や技術は本当に大切だ。
これは肉に限らずの話ではあるが、この活かす知識や技術、そしてそもそもの
心構えなどは一朝一夕で出来上がるモノではなく、日々の積み重ねがモノを云う。
ここは小売店として、70年以上地域密着でり組んできた強みと言えるだろう。
【肉のまち かこがわ】シリーズ
では、そういったうらいの強みと、加古川市の持つ特徴を組み合わせた返礼品を
私なりに考えてみて、今回は見出しのような返礼品とした。
この表題には、加古川市の持つ歴史や肉に対する市民の持つ意識を込めている。
加古川の方は肉が大好き。
というのは恐らくかなりの支持を得ると思っているが、それを裏付けるエピソード
は日々の営業でめちゃくちゃ感じている。
例を挙げると
❶1日3回来るお客さん
❷1市民に1つ、押しの肉屋がある
❸各個人それぞれコロッケのお気に入りがあり、それをグループ内でシェアする
❹週末にグループで肉屋ツアーをしている
❺カツメシは各家庭のお決まりがある
などなど、上げだしたらキリが無いほど。
こういった背景には、加古川にある食肉センターの影響は無視できない。
加古川食肉センターは明治6年に開設された、日本でも有数の歴史を誇る
食肉センターで、150年以上に渡り食肉の供給を行ってきている。
そんな肉のまちにある、肉屋の肉は美味いに決まっている。
これを返礼品にする事とした。
第一弾は3商品を展開する予定。
下記の写真はその内の1つ、切り落とし。
リリースは6月頃になる予定です!!