先日、とある会社さんが産地偽装で行政指導を受けていた。
数年に1度はニュースになる、産地偽装。
なかなか無くならない。というか、こういった事の根絶は難しいのかもしれない。
今回は神戸牛と謳い、他府県産の肉を販売していたようだが、現在の相場だと
神戸牛と他府県産の価格差は倍以上。
くだんの会社は、監督省庁の聞き取りに対し、
「急激に忙しくなったせいで管理が行き届かず、結果的にそうなってしまった。」
とお話ししているそうだが、倍以上違う価値のものを管理出来ないなんて最早
食品取扱業者としては失格だ。そもそも、牛肉をカットする際、余程の会社じゃない限り
一つの塊を最後まで切る場合が多いはず。つまり、その肉塊は作業が始まれば、全て製品
に仕上げるのがセオリー。私たち、小売でも様々な種類を混ぜて販売するお店は少ないのに、
通販やギフト専門ならなおの事。
管理が甘いんじゃなく、意識が汚い。相当にあくどい。
この件に関しては、むちゃくちゃ色々と書きたいが、もう少し内情を聞いてから
書いてみる事にする。
こういう事がその会社のみならず、業界やブランドの信用や信頼を損なう
って事を、考えないのだろうか。ハア
真面目に、真っ当に商売をしている会社が、迷惑を被る事が、頭に無いのか?ハア
ひとまず指定管理店からは外れるみたいなので、神戸牛を扱う当店としては、
神戸牛に関しては一安心だが、ほとぼりが冷めたらまた同じ事違うブランドで
繰り返すんだろうなぁ…ハア
あと、名誉の為に少し補足。
最近、産地偽装でニュースになった会社と同じ名前の会社がある。
違いは、前(株)か後(株)かの違い。後(株)の会社さんは、生産農家
なので。因みに、めっちゃ迷惑や・・・と関連会社のお偉いさんがぼやいてた(笑)
そりゃそうやろ!