「パートナーシップ構築宣言」取組状況調査について

                   中小企業庁
                   (運営事務局)
                   公益財団法人全国中小企業振興機関協会

 という案内がメールで到着。

 これは単純に言えば

「取引先に無理させてないよね?」

「下請けさん、いじめてない?」

という事を企業として、意識して取り組んでいきましょう!

という感じのやつ。

 私たちの業界で言えば

「この肉、賞味期限近いからもっと値引きしろ!」

とか、

「今の時期、全く肉が売れてないからもっと値引きしろ!」

なんてメーカーさんに負担ばかり強いる事や、

自社の仕事の下請けをしてくれている企業さんに、

「こないだの商品、仕上がりが悪かったわ~。値引せな売れんかったなあ。」

「歩留が落ちてるし、品質も落ちてるから値引いれてよ。」

「よそに頼もうかな?」

など、圧力をかけまくる取引、共存共栄出来ない取引は止めましょうよ、

という話。

 そりゃ商売なんだから、適切な要求はしないといけないが、圧力をかけまくり

それのみで利益を出したり、自社だけ良ければという自己本位的な考えは

業界全体、引いては日本経済全体の悪影響になる可能性があると私も思う。

バタフライエフェクトなんて言葉があるが、

「俺だけだったら。。。」

「ちょっとぐらい」

の積み重ねがある日、突然にして意図せぬ結果を生み出す事もあるだろう。

 いずれにせよ、こういう風潮は良いと思う。

 かといって、和牛うらいはめちゃめちゃ取り組み進んでるの?

と言われればお恥ずかしながら、そんなに進んでいない(-_-;)

 現状で言えば、

納品日や時間を企業さんや担当営業さんがやり易くする

とか、

過度な値引きはしない。

ぐらいかもしれない・・・

 値引に関しては、原価は仕入れを担当する者として、痛いほど良く解るので

ここがボーダーやなぁ

ってとこは把握していると思っている。

 ただ、この仕入れが会社の利益に直結している事もまた事実なので、

私も嬉しい 会社も嬉しい 相手も嬉しい

みたいな、全方向嬉しいが出来るように、いつも考えながら取り組んでいる。

勿論、

お客様が嬉しい

が最も大事なのは言うまでもないが。

 そう言えば、うらいって下請け企業さんあるんかな?

と考えた所、無いと思っていたのだが、このブログを書きながら

改めて考え直してみると、1軒だけあるのを認識する事が出来た。

あくまで協業先だと認識していたのだが、こういう機会でもなければ

思い立たない事もあるのかと思うと、考えるという事はとても大事な

事なんだなぁと再認識する事が出来た次第だった。

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