先日、久しぶりに住友ベークライト株式会社さんの尼崎工場にお邪魔させて頂いた。
この場所はフィルムシートの研究室がある、生産と研究の拠点だ。
因みに私の幼少期を過ごした場所のすぐ近くで、大きな工場だなぁ
なんて幼心に思っていた事を思い出すと、縁とは不思議な物だと思う。
工場に着くとまず、新しい建物が立っている事に気が付く。
聞けば食堂を新築したらしい。ここの食堂は昭和感あふれるコンクリート
に、これまたレトロなコーポレートカラーを組み合わせた、なんとも
言えない雰囲気の食堂で実は結構好きだったのだが、この食堂も老朽化に
伴い今年には取り壊されるそう。見慣れた風景も、時の流れと共に変わりゆく
のだなぁと、ついついノスタルジックな干渉に浸ってしまった。
今日の目的は新しい包材とフィルムの組み合わせを確認させて頂きたく、
お邪魔したのだが、久しぶりに研究室に訪れると嬉しいニュースが。
仲良くしていた研究員の同年代が、出世して製造ラインの責任者になるらしい。
半年ぶりの再会にお互いの近況を報告し合い、今後の展開などを交えて話し合った
有意義な時間だった。
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工場も変わり、人も変わる。
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同じ志を持ち、互いに高めあう存在に良い刺激を貰えた尼崎訪問となった。
要件の方もしっかりテストさせて頂き、後任の担当者とも交流を図れて
実に良い一日だった。