1日目の補足
暴風の中、試食を楽しみにされていたのは、お1人ではなかった。
男性の方3名もいらして下さり、ご試食を希望されていた。
神戸ビーフ、恐るべし。
1日目は神戸新聞社さんの取材、食肉通信社さんの取材、
神戸肉流通推進協議会、事務局長の谷元さんが来て下さり、
神戸大学大学院農学研究科の助教授、上田先生の成果発表、
住友ベークライトさんからは相棒で生粋のインドア派、林くん
ムルチバックジャパンさんからは関西営業部の課長、坂本さん
以上の方々が開催に直接関わって下さった。
食肉通信社の記者、山内君はなかなか面白い存在で、自身が
フォロワー1.7万人を抱える飲食系のインフルエンサーであり、食肉通信社
取締役。で、次に控えるジャパンビーフフェスティバルの実行委員長で、
言ってみれば仲間みたいな存在。飄々とした風貌からは、想像もつかない
ぐらい熱い漢。
ムルチバックジャパンさんは、つい最近社名が変わり、以前は東京食品機械
という名前だった。ムルチバックは、ドイツのメーカーで世界最大の食品包装機器
を手掛ける会社。東京食品機械さんはその日本輸入代理店だったのであるが、傘下に
なり、日本法人となった経緯がある。
茨城県つくば市近辺に、自社工場を有し、海外製の機械でありながら日本仕様に
国内で仕様変換できる、数少ないデペロッパー。これは私の推察だが、恐らく日本だけ
では無く、アジア全域をこの日本拠点からカバーするつもりなのだろう。それぐらい、
充実した内容の工場になっていて、私自身この工場を見学させて頂いたが、複数ライン
で細かな仕様(スペックカスタム)を調整し、各地に送り出されていた。しかも修理や
保守、点検も日本全域をある程度カバーするネットワークを整えており、とても輸入代理店
とは思えない内容だった。
神戸大学大学院とは、もうかれこれ6年以上お付き合いさせて頂いている。
大学で研究に供する検体の提供から、課題出し(研究内容)、共同研究の推進、はたまた
研究資金の調達に至るまで、けっこう色々な事を一緒に取り組んでいる。
私自身、今までに培ってきた経験や技術が、先述の取り組みに役立つのがとても面白く、
まあまあな頻度で大学に通っている。院生の子なんかは、年がいった大学生だと勘違いする
子もいるぐらいで、私がどういう立場の人間なのかを伝えると、
「えー!ゼミ生とか、助手さんかと思ってました!」
なんて言葉を頂く事もある。いやいや、肉屋の職人です(笑)