場所:ホテル日航姫路 3F 光琳の間

時間:18:00~20:00

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 縁あってお手伝いさせて頂いた、

【第2回ジャパニーズ和牛ワールドオークション】

 前夜祭の様子をお伝えしよう。

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 いよいよ始まった前夜祭。

 ステーキの試食開始までは、私も前夜祭を楽しむ予定。

まずは実行委員長の挨拶。業界のドン、いわゆるボスだ。

会場みな、前方を注視する。今、動いている人は、何かしらの

重要な役割をこなさなければならないか、ホテルの従業員か、だ。

 太く、響く声で要点を手短に話し、圧倒的なカリスマ性で

心を掴む。スポットライトに照らされた、実行委員長の顔は

自信に満ち溢れていて、そして少しだけ少年のような、何か腕白

そうな雰囲気がある。

 次に、姫路市長のスピーチが始まった。

 お?

 英語だ。

 なかなか流暢に英語を駆使しスピーチする、姫路市長。

やっぱり、行政のトップに立つ人、インテリ揃い。

 次は、兵庫県知事。

 和牛発祥の地、兵庫の知事として、格段に力の籠った

スピーチを披露されておりました。額から汗が噴き出るほど。

 次いで購買者表彰へ。

 神戸ビーフの最多購買者さんや、最多セカンダリー購買者さん、

最多フルセット購買者さん、最多複数銘柄購買者さん達が表彰

されていく。それぞれ別々の国々。ほんと、世界を股にかけて

商売しているんだな、と改めて実感。

 海外需要はロース・ヘレといったステーキ需要が主流。

これがプライマリー。そこに、ロース・ヘレ肉以外の部位を購入

してくれる商社さん。これがセカンダリー。

 フルセットは、国内に在庫が残らず牛丸ごと1頭買い付けてくれる

商社さん。また、単一の銘柄に拘らず、幅広い銘柄、ブランドを取り扱う

商社さんと、国内外の流通事情を配慮した購買者表彰となった。

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 表彰が終わったところで、次いで鏡開き。

 日本酒の酒樽を記念に割る、伝統行事を海外の方に味わって貰おうと

いう趣旨だろう。昨年度は、掛け声と打ち込みがずれ、思わぬタイミングで

鏡が開くというハプニングがあったが、これも余興の内か。

 今回はどうだろうと、思っていたら見事に全員の息が合い、

綺麗なタイミングで鏡開き。飛び散る日本酒に、歓声が上がり

思い出深いシーンとなっていた。

 今年は事前に練習でもしたのだろうか?( ´∀` )

 乾杯用の升が配られ、会場が一つになる。

 次は、私たちの出番だ。

 ここまでの時間は、スケジュール通りに・・・

 進んでいない!!!!!

 半分の時間しか経過しておらず、巻き巻き。

 会場内に散らばる、チームを集合させ、試食開始に備える。

 4ブランドの生産者さん達にも声を掛ける。

 これからが、私の本番なのだ。

⇒次回へ続く。

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