日本全国の場末ファンの皆様、大変長らくお待たせいたしました。

 今回の項は、優駿のふるさとである北海道静内にて、素晴らしい

夜を過ごした記録であります。

 前回、起死回生の一手として警備員さんにお声がけしようという処までは

お話しさせて頂きました。夜の街の警備員さん、”良い店知らない訳がない説”

です。

 警備員さんに話しかけるのは、どちらが行うかと相談しながら

(お互いに譲り合う展開)このチャンスを逃せば、2人とも何も

得るものが無いままホテルに帰るしか手立てがないと察しながら、

失敗した時のダメージを恐れていた。

 

 近づいてみると、どうやら警備員さんは千鳥足だ。

あれ…?飲んでいる?なんで?

そう思いながら話しかけると、私たちが警備員さんだと思って

いた方々は、私たちと同じ一般の方だった。

 私「すいません!てっきり、警備員の方かと思いまして・・・(-_-;)。」

 聞けば地元の方らしく、先ほどまで打ち上げを同僚たちと楽しんで

いたという。そこはお開きとなり、飲み足りない気の合う2人が、次なる

お店で二次会を目論んでいたそうだ。年のころは、1人は私と同年代、もう1人

は30代にかかるか、かからないかといったお二人だった。

 二人とも黒の上下、スラックスにベスト。勤務服だろう。

薄暗い駐車場で遠目に見ると、警備員に見えたのはこの服装だったからだ。

かなり酔っていらっしゃったが、言説も丁寧で好印象。この方達なら、

或いは・・・!!

私「何か、お勧めのお店はありますか?」

 上機嫌なお二人に、思い切って尋ねてみる。

 その私の質問に答えて下さったのは、私と同年代ぐらいの方だった。

「あります、あります!いいお店、ありますよ~。」

 おお~!!

これこそ、私たちが期待していた言葉。待っていましたと

某氏が続いてそのお店の名前を伺おうとしたその時、まさかの

言葉が出てきた。

「一緒に行きましょうか!」

おお?

初対面の2人組を、お勧めのお店に、出会って1分で誘うだと・・・?

 思わず顔を見合わす私たち2人には目もくれず、歩き出すそのお二方。

「さあ、行きましょう!」

「みんなで行った方が楽しいですしね~。」

「すぐそこですよ!」

果たして、ついて行っていいものなのか。

北海道の方々は、ずば抜けた社交性を持っているのか、

はたまた1時間3万円のぼったくりか。

疑心暗鬼の私たちをよそ眼に、辿り着いた先は先ほどの駐車場から

徒歩20秒、私たちがつい10分ほど前に通り過ぎたお店だった。

店の名前は【旅木の夜】。

どういう意味なんだろう?

なんて考えている間もなく、店内に入る。

出迎えてくれたのは、まさに北海美人と呼ぶに相応しい、

美貌のママだった☆

次回へ続く

 

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