うらいの現会長は大の生き物好き。
野良犬や野良猫はそのオーラでも見えるのだろうか、
何故か引き寄せる不思議な力を持ち、メチャクチャ好かれる。
20年以上、一緒に仕事をさせてもらってきたが今でも
この”謎に好かれる”問題はいつも不思議に思っている。
そういう体質?なのだろうか。
けっこうコワモテ(ヒミツ)の見た目からは、一見想像が付かない
が、現会長の心には生き物への愛情と情熱で溢れている。
その情熱は、自社製造のドックフードに詰まっている。
この原料高の時代でも、これまでの価格を守っている。
「飼い主さんや、これ食べてる犬が喜んでくれたらええんや」
そういって笑う会長。
私はそんな犬想いの会長が大好きだ。
そんな犬想いの人が造るドックフードに悪いものは無い。
その想いが伝わり、今では超在庫薄・・・
お陰様で店頭に並ばない日も出てきている状態だ。
原材料に限りがある為、増産は簡単に見込めずこれからも暫く
在庫薄となるであろうが、本当に良い物だけをお届けしたいので、
今しばらくお待ちください。
和牛うらいのドックフード その特徴
和牛うらいのドックフードは100%無添加。
なので冷凍販売。包装容器も、片側アルミ蒸着のレトルトレベル包装材で
鮮度保持も抜群。主な原料は和牛のホルモンで、これを湯掻いて粗挽きミンチに
するだけ。一部に国産豚肉の硬い筋や和牛の硬い筋などが入るのだが、和牛の
内臓肉が主な構成となっている。これは犬本来が求める原材料で、犬の祖先は
オオカミ。肉が主食の彼らは、血や内臓から生きていくのに必ず必要な栄養素を
得ていたが、その野生の本能をクスぶる、恐るべき食いつきの良さを様々な方
から有難いことにお褒めの言葉を頂いている。
原料由来の、良質な脂肪類も見逃せない部分だ。
給餌から1週間ほどで、
毛艶が変わった!
触るほどに気持ちいい!
などというお話を聞く。
これは恐らく、原料由来の脂肪類が働いている証拠だと思われ、
さっと湯掻いただけという工程が、有益な栄養素をふんだんに残して
いるという事だ。その分、代謝エネルギーもたかいのでもちろん、
一度に大量の給餌は便が緩くなったり、意図せぬ体重増加にも繋がる
事となるので、メインのフードに10%程度までの添加する使用法を
推奨している。
既製品の特徴
現在、広く流通している乾燥したドックフード、いわゆるカリカリの
ドライフードは主原料が穀物。その穀物の粉に水、空気と肉エキスを含ませて
膨らませ、成形した後に乾燥させたものが出回っている。
まず、原料に問題があり犬が消化しにくい穀物が主原料となっている点。
肉食動物の犬は、腸管が短く植物から栄養素を取り入れるのに必要な能力が
低い。オオカミから種が分岐し、人間と暮らすようになったことで原種である
オオカミに比べ若干長くなっているそうだが、それでも草食動物に比べ圧倒的に
短い事には変わりなく、また人間の様な雑食性の動物と比べても短い。
そんな犬に穀物ばかり与えているのは、万年ダイエットを食物繊維でさせて
いる様なものだ。
他に気になる点と言えば、保存料と製法からくる酸化度。
まず、保存料から考えてみたい。
さきほど説明申し上げた通り、穀物の粉に水と肉エキスを足したものが
原材料だ。まあ、乾燥させているので水分量の少なさから保存料の過度な使用
は避ける事が出来るが、それでも常温でついている賞味期限としては、人間
が口にする食品と比べるとかなり長い。人間と同等のレベルで製造された、
ヒューマングレードだと認める事の出来る製品であれば、ある程度の安心
は出来るが愛玩動物用の餌に関しては、法律が緩いことも有り添加物の規制
が人間に比べ少ないので人体に対しては使用できない様な品目だったり、量が
許されていたりするので注意が必要だ。
もちろん、適切に使用する事は品質の劣化を防ぎ食品のロスを防ぐ。
さらに食中毒の懸念も払しょくされ、それはとても大切な役割を担っている。
しかしながら一方で生体に対する悪影響も懸念されており、例えばある種の
保存料は脳に直接影響し、多動性障害の大きな一因と言われていたりする。
中には疑似科学的な、根拠の無い悪意のある煽り的な情報もあるので、慎重に
情報を見極め選ぶ必要があるが、大学や研究機関と一緒に肉を科学的に、かつ
客観的に評価する機会が一般の方よりも多い環境にある私としては、そういった
情報量は多いと思うし、選別眼も磨かれていると思う。そういった背景から、
現在市場に広く流通しているフードの中には、利益重視でそういった配慮が無い
製品も少なからず存在していると言える。
穀物や肉を主原料とするフードの、長期間の保存を可能にしているのが
保存料のという事となるのだが、食品として腐らない、つまり微生物が給餌
する生き物に悪い影響を与える行動を抑える事は出来るのだが、物質そのもの
の変化はまた別の対策が必要となる。当然、作り立ての鮮度を維持できるはずもない
ので、成分はゆっくりとではあるが劣化していく。
また、乾燥工程も気になる処だ。脂肪などは比較的低温でも酸化が進みやすく、
脂肪の鮮度を微生物の影響を無視した場合、加熱によって品質は劣化しているといえる。
真空蒸留や、低温乾燥などであれば劣化はなかなかしないが温風による乾燥で
あればフードに含まれる成分は劣化していく事となる。それも製造の段階から、だ。
こういった加熱工程による、食品の変質は結構大事な点で、食肉製品なども
含有する成分が温度により発がん性の高い成分になったりする。
亜硝酸ナトリウムなんかがちょっと騒がれていたりするのは、そういった部分を
切り抜きした情報を流布している事などによると言える。
まあ話を要約すると、要するに腐らないを得るには悪い点もあるよ、と言った感じだ。
毎日の食事が健康の基礎となるのは、どんな生き物も同じ。
お肉屋さんである、和牛うらいではこれからも犬想いな会長が、貴方と貴方の愛犬を
支えるフードを開発、提供していきます。