月日:2024年4月6日(土)

場所:姫路和牛マスター

時間:11:00~12:00

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 縁あってお手伝いさせて頂いた、

【第2回ジャパニーズ和牛ワールドオークション】

 当日の様子をお伝えしよう。

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 やる気に満ち溢れ、目的を持って行動しているのは、国内の人間だけではない。

勿論、というか我々以上に活気に満ち足りていたのは招待された、海外のバイヤー

達だ。世界中を股にかけ活躍する彼らが、ただただお祭り的に日本に来ることなど

あり得ない。それぞれが、虎視眈々と目標を見定め行動している、そんな印象だ。

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 私たち、和牛うらいはフライヤーを持ち込み、神戸ビーフのコロッケと

ミンチカツを提供していたのだが、ワンハンドスナックは受けが良い。

コロッケ、ミンチカツに関する彼らの評価は、私の超幼い英語力で聞き、

訳しているので間違いだらけかもしれないが、どうやら

お皿に乗って出てくる、料理

 と捉えているらしい。

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 なるほど、日本の様に

・おやつ

・おかず

・手土産

など多彩な使われ方はしない、という事か。

 今回のワールドオークションでも、手軽に食べれる食事として人気を博した

訳だが、その中でも特に注目していたのは、台湾で飲食店チェーンを展開する

方だった。

 余りに日本語が流暢なので、通訳を兼ねて来日されている方かと思いきや、

事業者さんだった事にまず、ビックリ。で、この会社さんは神戸ビーフを

始めとする、ブランド和牛をセット購入されていた。

 セット購入とは、牛を丸ごと1頭購入する事で、部位の残りが無いのは

勿論、各部位を商品化する為のノウハウが求められる。ロース・ヘレと

いった高級部位ばかりが先行して輸出されているのが問題視されている中で、

こういった取り組みを率先して行われているのは凄い。

 この事業者さんは、コロッケやミンチカツの製造ノウハウを手に入れる

事で、台湾に持ち帰る牛肉の在庫を調整しようと思ったという訳だ。

台北で星付きレストランを経営されている、別の方とコロッケやミンチカツに

ついて熱心に語り合い、そういった取り組みの大切さを共有している様子だった。

 こういった、モンスターのような方々が、和牛の海外普及に関わっているかと

思うと、楽しくそして恐ろしいと思った瞬間だった。

⇒次回へ続く

 

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