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今年も縁あってワールドオークションのお手伝いをさせて頂いている。
昨年度より関与させて頂く分野が増え、どのようにこの超ド級のイベントが
執り行われているのか、昨年度よりも解像度高く理解出来てきている。
まず、このイベントの私が感じる概要は以下の通り。
➀世界中のバイヤーを日本に集めて、オークションを開催する。
②姫路で開催する事により、世界遺産「姫路城」との連携効果
③和牛マスターの持つ、集荷力を活かしたブランド提案力
これらが組み合わさる事で、唯一無二のイベントとなっている。
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まず、このイベントは和牛マスターを含む、エスフーズの力を無くして
開催は出来ないだろう。圧倒的なカリスマ性を持つ、天才経営者が率いる
会社だからこそ実現出来る。海外のバイヤーを集めて、日本で開催する
などという漫画みたいな事は他の誰にも出来ないだろう。
次に、張り巡らされた国内外の体制。国内に至っては、生産から流通まで
至る所に経済圏を構築し、国産牛シェアNo1の実力を遺憾なく発揮している。
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生産から順に追ってみよう。
生産のスタートは牧場経営から始まる、なんて普通通りのスタートでは無い。
スタートから規格外で、なんと受精卵から始まっている。和牛マスターには、
学術機関が羨むほどの、受精卵を扱う設備が整っており、しかも国内に居る
和牛の数を超える和牛の生産が可能な体制を進めている。
これは、代理出産と呼ばれるもので、ホルスタインなどの子宮に和牛を
種付けして生産する技術。もうスタートの規模から全く違う。
次に、傘下の牧場数。まずホルスタイン種は、全国の1割以上を握って
いて、次々とM&Aを進めている効果が覿面に表れている。
和牛に関しても、自社及び関連牧場だけで、10万頭を超える数を飼育
しており、相場そのものを動かす力があると言って過言ではない。
更に、兵庫県の特産である但馬牛に関しては、シェアの5割を握り圧倒的な
インバウンド需要や輸出に応える体制が整えられている。
外部の私が知る生産に関する情報だけでも、ざっとこれぐらい書ける。
ひとまず今回はここまで。
第2回 和牛ワールドオークションは2024年4月5日(前夜祭)6日開催です!